眠れんのか、と藤田が首を傾げる

斎藤さんのこと、すんごい色々考えて眠れなくなっちゃったよ笑。



斎藤さんって、泥水すすって雑草食って、地べたに這いつくばって時代の流れをじっと眺めていたカンジがする。上からじゃなくて。


やっぱり斎藤さんって歴史からみれば『敗者』ってレッテルなのよ。勝てば官軍なのよ。賊軍成敗て大義名分が成立しちゃうのよ。

だけど彼の言うように『敗者側も明治の構築に人生を賭けた』っていうのは確かであって、それを分かってくれる人が多分少なかったんだよな。スネてたと思う(史実でも西軍のワルクチ言ってたとか爆)



るろ剣の斎藤さんが魅力的なのは、『明治における斎藤一』だから。

形だけは維新を成し得たものの、大久保郷の唱える『ネイションステイト』には程遠い状態である明治を、剣林弾雨の中を生き抜いた斎藤一は一体どう思い、生きるのか。
鳥羽伏見の戦からの１０年、どう過ごしてきたかもすこぶる気になるところではありますね。仲間と呼べる人もいなかっただろうし。



まぁヒヨッコ相楽左之助くんが登場してからは彼に手を焼きっぱなしなのは言うまでもなくて笑


可愛くてしょうがないの、あんなに力の差を歴然と見せつけたのにまだ立ち向かってくるお馬鹿なヒヨッコにキュンときちゃったワケ！ああもうど突き愛大好きです私！



まぁ結局は斎左ヲチ。そんなもんだ。