「アバター」が反米作品になる理由

…をかこうと思ってるのですが、かなり曖昧な知識と、だらだら長い事実の羅列となるので
興味ない、またはもう知ってらぁそんなこと！と思っている人はブラウザバックでお戻りください☆
なるべくわかりやすく書くように努めますが…。



さてさて、あのタイタニックを抜いたアバター、どんなもんかと私もいつ観てやろうかと
タイミングを伺っているのですが笑

人気になった反面、ある人達からの批判の声も大きいように思えます。


まずはアメリカを大きく２つの州に分けてさらっとご紹介。

アメリカは民主党支持者が多いブルー・ステイツと、共和党を支持するレッド・ステイツの
まっぷたつにあり、オバマさんが大統領に就任して以来、その溝はどんどん深まっているようです。



ここが曖昧なのですが、たしかカリフォルニアやNYはブルー・ステイツだったと思います。
しかもその中で、最もリベラルな州。自由主義ですね。なので、ハリウッドの映画関係者も
このリベラル思想の人達が多いです。


そ・こ・で！茶々を入れるのが何を隠そうこの、レッド・ステイツの連中です笑！


レッド・ステイツの人達は、「ハリウッドがアメリカを洗脳しようとしている」という被害妄想（といっても
過言ではない）を抱いていて、子どもたちをハリウッドの思い通りにさせるな！と呼びかけて
いるようです。


彼らの怒りの対象になるのは

・反戦映画
・環境・動物保護映画
・不法移民などに寛容な映画


「あれ？いいことばっかじゃん」と思いません？エコ活動してるのをレッド・ステイツの人達に見られたら
殺されますね笑ww


どうやらアバターは、これらの条件を全て満たす映画のようです。そら反感買うわな。


レッド・ステイツには原理主義キリスト教徒が多いんですよ。
これは

聖書には環境が破壊されたらキリストが再臨して真のキリスト教徒を神の国に連れて行って
くださる

人間はあらゆるものを自分の思い通りに搾取してよい。これは神が与えてくださった特権だ


…とまぁざっとこんなことを信じている輩の集まりでござんす。


だから、この神が授与してくれた特権を否定するような映画は神への冒涜だ！と考えるワケ。



終末論を信じている人の中には、環境が破壊されないとキリストが再臨しないので
「はやく環境破壊が進まないかなぁ」と思う人もいるんです。

ハリー・ポッターだって魔術（悪魔の仕業）を広めるものだとして批判されてますし。



結論：レッド・ステイツの人々の目にはほとんどあらゆるものがアンチ・キリスト教にみえる笑